ヘリオガバルスの市～18歳未満の閲覧を禁止します。「怪奇大作戦セカンドファイル　3話　人喰い樹」

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「怪奇大作戦セカンドファイル　3話　人喰い樹」

一番、旧怪奇してた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＞＞＞さすが、冒頭の「鏡を見たら背後に何かイル。」的雰囲気が抜群な中田監督演出だったが、・・・・・。

＞＞＞ただ、脚本がイマイチ。新怪奇は科学考証をキッチリやるということだったが、「杉花粉が生物になって、人体に侵入して赤血球を食う。」という話をDNAや遺伝子工学とかの薀蓄抜きで構築しても説得力ないんじゃない？旧怪奇が科学的に曖昧なのは時代だからだ。
その点、視聴者置いてけぼりで科学マニアした「BLACK　OUT」は立派やん。

＞＞＞またその陰謀を巡らす女科学者が大学のゼミレベルの設備・施設でやるというのも説得力ナシ。別に遺伝子操作でなくても可能だが、（掛け合わせとか）そこの詳しい描写もなし。今更「植物と人の癒合（レオゴン？）」とか言い出されても、
・・・・そんなXXXX博士な発想を納得させる程、あの女学者に迫力がない。

＞＞＞また、「事件の関連事項の専門家にお伺いをたてたら、そいつが犯人だった。」という推理小説で使い古されたパターンに萎え萎え。この女と牧がなんとなくいい感じになれば、「京都買います」かと思ったが、それを無理矢理にも納得させる演出力はなかた。
＞＞＞あと、「これはSRIの管轄だ。」はSRIは警察の外郭団体なので管轄はない、また政府の警告で街が無人になるシーンは無駄にスケール感を出してかえって興ざめ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＞＞＞ラストで樹と炎上したハズの女の死体が消えてた？もその前段の内容にリアリティがないと盛り上がらない、最後の牧の人間脅威論も空回り、
・・・と悪口書いてますが、実はこのいい加減さが一番旧怪奇テイストに近い！と断言すると新旧ともに褒めてないよなー。
でも正直な感想なんらよ。なんだかんだ言って、凡百の糞ドラマなんかよりはずっとマシなのでこのキャストで頑張って欲しい。この手の作品は脚本が肝心なのでしっかりしてね。演出はいいんだよ、実際。（フォロー）
評判通り第1話が一番おもろかった、娯楽作品としては。第2話の実相寺作品を評価の対象には私は出来ません。

＞＞＞次回は、・・・・はないんではよ続編作れ！2008年の「怪奇大作戦」40周年を逃すな。

【2007/07/25 06:25】 | 特撮/円谷系 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

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